2014.11.06 Thursday
「新釈 姥捨山」3年目!
スミトモのイベントは「毎年恒例化」する傾向が強いですなぁ。
今回お伝えする「新釈 姥捨山」も2012年の初演、2013年の2DAYS、経てから今年の岐阜公演(←この記事はPCでご覧くださるほうがよろしいようです。『住友紀人Staff Diary 2』より)..をはさんで今回、と3年連続5度目の公演となりました。
そういや今年でいったん打ち止めとなった「母子慕情」も2007年から今年までの6年半ほどの間で5回は本公演しましたもんね。東京や大阪も含めて。
いつも言うてますが、スミトモのイベントは「前回より今回が、今回よりも次回が良くなる」というシステムですので、そりゃ続かざるを得んのです。
徳島県池田町出身の浄瑠璃人形遣いで木偶舎(もくぐうしゃ)主催の勘緑さんのプロデュースによる「人形浄瑠璃ヌーベルバーグ」シリーズの一環として、11月3日(月祝)三好市池田総合体育館メインアリーナという全日本プロレスのチャンピオンシリーズを彷彿とさせるネイミングの会場にて開催されました。
勘緑さんの故郷であり、かつて「さわやかイレブン」「やまびこ打線」で知られた池田高校野球部がいまだにその無骨な金属バット音を響かせる、四国のへそに位置します山間の町です。底冷えがします。
今回の顔ぶれは..
左から..今回初参加の久野木史恵(二十五弦箏)、野沢香苗(二胡)、山下智子(朗読)、中丸達也(パーカッション)、住友(音楽監督、EWI、Kbd)
まずは初参加の久野木史恵のご紹介から。
一部広告物では「二十絃箏」と表記されていましたが5弦足してくださいね。正しくは25弦です。
一音一音がピンと立ってるけれど、とても柔らか。
遠くで鳴ってるのにとても明解(クリア)。
昨年版から参加の山下智子。
近年ではヨーロッパ各国での活動も増えてきています。京ことば訳源氏物語の女房語りがライフワーク。
ご本人は「何を今さら..」と一笑に伏すでしょうがドサクサにまぎれて書かせてもらいたい。
神崎愛、隆大介、役所広司、益岡徹、田中実、若村麻由美、真木よう子らを輩出した、仲代達矢主宰の俳優養成所「無名塾」に高校3年生の時に合格し、以後6年間在籍。恐れ入ります。
3年連続出場、当ブログでもおなじみ、二胡の野沢香苗。
この夏のHumaNoise Project初参加が大雨のため幻となった件も記憶に新しいところ。
真ん中の中丸”たっぺぇ”達也。こちらも3年連続皆勤賞。
エバラ健太クンとの自走ツアーや共作CDでもおなじみですね。
しかもHumaNoise Projectをはじめとして徳島でのスミトモのイベントでは欠かせぬソンザイとなってきました。
公演前に勘緑さんとスミトモによる「舞台裏話」。
はじまりました。
リハーサルを含めれば何度も何度も同じことしてるのに、毎回新鮮なのはなぜ?
それは、あまりにも美しいスミトモの音楽と..
勘緑さんの「意欲」がビンビンに生きているからではないでしょうか。
お客さまだけでなく、舞台の上にいる木偶舎や音楽ユニットからも落涙のしぐさが見受けられました。
この舞台は勘緑さんが先ごろお亡くなりになったお母さまに捧げたものでもありましたが、今年同じような経験をした山下智子にもさまざまな思いが去来したようです。
でも基本的にはこんな感じで。
そして、スミトモ行くところに音響の多田、略してオンタダあり。
たっぺぇコーナー。
さてさて、スミトモファンの皆さま。。他のイベントに比べてこの「姥捨山」では皆さま方のご尊顔をなかなか拝見できないことが懸念されております。「次」はぜひ見にきてくださいませ。
というワケで、当ブログで載せ忘れた徳島新聞での告知2件。
はい、中止となりました(泣)
おっ、これは7/20のまぜのおか夏音祭。矢幅歩とakiko、左にスミトモ。
それではここからスミトモ一座関係者の活動報告を2件ばかり。
フルートの坂上領が参加する信州ジャズのレコ発ライヴ at 目黒Blues Alley Japan。
領くんのフルート聴きたさに集まった面々。フルートもええけど坂上流たて笛もええなぁ!
左から、スミトモ一座超常連高瀬”makoring”麻里子さん、わたくし、領くんやまこりんとチャランガぽよぽよの活動でおなじみヴァイオリンの帆足彩さん、領くん、ドイツ兵..ではありません..「Cafe 眠れる森のジャズギター」(必聴!)がituneで異例のヒット中のギタリスト渡辺具義くん、ベースの嶌田憲二さん。
そして徳島ではこの2人が..
去年はFried Prideが出演した徳島県立城ノ内高校の文化祭に、今年は卒業生の中山由依とエバラ健太が出演。
母校で由依節。
まさか「来年」はないだろうな。
もしあるなら、なにより発汗対策を講じねばならん、と2年連続で参加した者としてここに大書しておく。忘れるな、やまち。
エバラ健太の似顔絵はワタクシが。
たっぺぇとの自走ツアーも終えたエバラ健太、ついに12/20(土)徳島市シビック・センターで「クリスマスコンサート〜徳島(ふるさと)に贈るうた〜」を開催します。18時開演。チケット3000円発売中です。お問い合わせはFM徳島088-656-2111まで。
文化祭の翌日には、徳島市の寅家にて2人ライヴ。
すだちくんの帽子をかぶってスミトモ作の「進め!すだちくん」もやってくれました。
12/6(土)には同じく寅家で中山由依とこれまたスミトモ一座の福富弥生さんとの共演ライヴがありますよ。20時開演。お問い合わせは088-677-3233まで。
今回のおまけ写真
女子チームと公演前日に。
「メカ師匠」の異名をとる野沢香苗による”機械”のレクチャー風景。姉妹みたい。
早秋のごちそうをちょこっと。
おなじみ祇園「千ひろ」の鱧松椀。
同じく「千ひろ」で鱧の湯引きではなくお造り、浮き袋添え。塩昆布で。
今年開業のリッツ・カールトン京都「水暉」の朝食。エッグ・ベネディクト。
昼も夜も日本の食文化を牽引する「使える」店ばかりある銀座並木通り。
そこで異彩を放つ日本料理「六雁(むつかり)」で、ご主人前のかぶりつき特等席。
今後のスミトモの徳島での活動としましては、これ。これに尽きる!
スミトモがプロデュースを仰せつかって次回で3回目となるTokushima Musicans' Fes.2015。
2月22日(日)あわぎんホールです。時間など詳細は未定です。
歌やバンドで参加希望の数十組のご応募の中から、スミトモが選ばせていただいた方々のライヴ審査が11/16(日)に某所で行われます。
本番当日のゲストやグレイテストバンドの布陣とともに後日お知らせいたします。
皆さま、そろそろ寝具やお部屋などの冬支度に着手されておられますか?
どうか風邪などひかれませんように。
追記
★チャランガぽよぽよ、信州ジャズ、たまにフットサルと多彩な活動で今日も明日も大忙しの坂上領くんからさっそくコメントいただきました!(11/6)
★幻のHumaNoise Projectから3ヶ月ぶりの来徳、今回も情感たっぷりの二胡を聴かせてくれました野沢香苗さんからもコメントが届きました(11/6)
★大型新人あらわる!当ブログ初登場、二十五弦箏の久野木史恵さんからもコメントを頂戴いたしましてございまする(11/9)
★SSW以外にも、ラジオのDJ、阿波踊りやファッションモデルとしても多忙な日々を送る中山由依さんもコメントを寄せてくれました(11/12)