TMF広報活動+すだちくんダンスお披露目!(追悼 大宗春木)

 
NHKドラマ10「紙の月」(毎週火曜 夜10時から連続5回)が好評のようですな。

「どう考えても好評のようじゃ」と町の者が辻辻で眉間にしわを寄せて談笑しておる光景によう出くわします。

映画「時をかける少女」(1983)から31年。主演の原田知世の好演とともに、スミトモの音楽も評判を呼んでおります。akikoが作詞と歌唱を担当する挿入歌「Beyond The Moon」もお問い合わせ多数により配信決定の運びとなりました。番組は残すところあと2話、1/28と2/4(最終回)放送予定です。

さて、そのakikoも出演いたします"住友紀人プロデュース"Tokushima Musicans' Fes.2014(以下TMF)の広報活動のため、スミトモは新春早々またしても早駕篭にゆられ阿波の国に帰ってまいりました。

途中、休憩所の茶店では甘酒や団子類には目もくれず(もとより大の辛党)、何かに取り憑かれたかのような修羅の形相でひたすらGW公開予定の映画「テルマエ・ロマエ2」用の楽曲を書きまくりながら茶漬けと香の物を喫し、手早く茶店の食台に小判を置き店の婆ぁさんに背中で挨拶告げつつの国入りと相成りました。

今年、スミトモの徳島での第一声は1月4日にオンエアされましたFM徳島「Tokushima Key Persons」でしたが、前回記事にてお伝えしましたように収録は昨年末でございました。

今年徳島での初仕事は四国放送テレビ「ゴジカル!」生出演です。日本テレビで人気のあった「ラジかるッ」(旧「ラジかる!!」)じゃなくて「ゴジカル!」です。

ゴジカルスタジオ全景
平日夕方のローカルワイド番組ですが、視聴率もふた桁という人気番組です。昨年11月14日にも初出演させていただきました。その際はその事実のみお伝えするにとどまりましたが今回1月22日(水)は不肖やまちが同行取材を敢行いたしました。

ゴジカル出演中
TMFの宣伝だけではなく約1時間出ずっぱり、さまざまなコーナーで即興トークを披露。しゃべりは上手いし、クイズはあっさり当てるし。後列左がメインキャスターの丹黒(たんごく)香奈子さん、真ん中がサブキャスターの島川未有さん、共に四国放送のアナウンサーです。

ゴジカル住友アナ2人
放送終了後に記念撮影。右はメインキャスターの森本真司さんです。

で、テレビではこんなふうに映ってましたよ。
ゴジカル住友

もういっちょ。
ゴジカルアナ2人
2/21(金)つまりTMFの2日前にまた出演させていただくかもしれません。どうぞお楽しみに。

FM徳島でもTMFへの意気込みを語るインタビュー録りをさせていただきました。
FM徳島録音
以前出演させていただいた番組「T-Joint」の吉成美穂さんの質問に答えます。

徳島新聞にもよしもとばななの連載小説の下にこのような広告が。
徳新TMF広告
おお、フラプラの広告もありますな。これはまた後日。

そういうわけで、今年は一般席は指定席制度を導入してますのでどうぞ早めのチケット購入をおススメ申し上げます。3500円です。小中高生は数に限りがございますが自由席でなんと500円ですのでこちらもよろしくお願い致します。

2月23日(日)13:30開場14:00開演あわぎんホール1Fホール

出演はスペシャルゲストとして元ちとせakiko

ゲストシンガーとしてFM徳島「エバらじお」で「やまち」ネタを披露するエバラ健太に加えて徳島での審査で選ばれた中山由依(2年連続)、sasanqua(サザンカ)、そしてトンガ王国出身のウクレレ奏者ケレコリオ・マカ。

TMFグレイテストバンドの布陣は鶴谷智生(Dr.2年連続)、坂本竜太(Bs.)、松本圭司(Pf.)、西山HANK史翁(Gt.)、坂上領(Fl.)そして住友紀人(Sax、EWI)。

お問い合わせ あわぎんホール088-622-8121 FM徳島088-656-2111

ゴージャスな音のシャワーをその皮膚で受け止めてください。



スミトモが作曲したすだちくんのテーマソング「進め!すだちくん」のダンスが完成しました。
徳新すだちくんダンス広告
これは徳島新聞(1/21)の記事です。歌を歌ったのはエバラ健太でしたが(カップリング曲「すだちの想い出」は高瀬”makoring”麻里子)、ダンスの振り付けを担当したのが映画「阿波DANCE」(2007)の振り付けなどで徳島とはご縁のある東京は江古田にあるRiver Dance Studio代表の鶴谷理恵さん。

1月26日(日)徳島市の新町橋東公園です。当日は「とくしまマルシェ」と銘打たれた徳島県産の野菜や果物、加工品などの産直販売のパラソルショップがしんまちボードウォーク(木の遊歩道)に多く出店しにぎわっておりました。

スミトモとは「母子慕情」で長年お世話になっている田村典子さんが自ら率いるときめきダンスカンパニーや四国大学の学生を結集し「進め!すだちくん」のダンスが11時と12時の2回に分けて初披露されました。

すだちくんダンス全景
「進め!すだちくん」と「すだちの想い出」あらためてココで聴いてみてください。どちらもそれぞれに深い味わいがあります。
http://www.pref.tokushima.jp/docs/2013103000301/

すだちくんダンス5人
軽量化したすだちくんも躍動しておりました。

すだちくんダンス黒人
ノリのいい方々の参戦によりエラいことになってきました。

すだちくんダンス葉名ちゃんソロ
「母子慕情」にも出演したときめきダンスカンパニーの団員も何人か発見。

すだちくんダンス中山由依他4名
TMFに出演します中山由依もダンスに飛び入り参加(前から2人目)。その前後を固めるのは当ブログで何度もコメントをしてくださっているスミトモ・サポーターの方々です。名付けて中山由依&遠近法レディーズ

徳新すだちくんダンス
その様子を伝える徳島新聞(1/27)です。お寒い中、皆さまお疲れさまでした。

スミトモは3月23日(日)にも小松島市のミリカホールで当日だけの特別バンドを編成しライヴを行う予定です。詳細は未定ですがどうぞお楽しみに。



徳島新聞に毎月連載されております「音楽随想」も1/17掲載ぶんで10回目を迎えました。

今回はバークリーから帰国して徳島で生活していたことが回想されています。いつものように全文はStaff Hikari版でお読みください。

本文中で「友人」と表されているのがワタクシやまちで、「ギタリストO」と表され写真に写っているのが故大宗春木くんです。今回の「音楽随想」は結果としてスミトモなりの「大宗春木追悼文」になっています。ボクにはそう読めました。


1985年当時、ボクはMother Noise(後のTheatre Brook)というバンドのリーダー兼ドラマーだったのですが、メンバーがボクとベーシストの2人だけになってしまいました。

まだ、メンバーが揃っていた頃に四国放送ラジオの音楽番組「パワフルとくしま どないしょん」の公開録音出演が決まり、その当日も迫っていたのでこうなったら誰もやったことのないようなパフォーマンス(この言葉が世に定着し始めたころでした)で、若いころからすでにオヤジバンドのような「想像力と創造力とは無縁な」徳島の連中を唖然とさせてやろうと思い立ち、旧知のギタリスト春木とバークリー帰りでなぜか気の合ったスミトモに声をかけ彼らには日時と場所だけ告げて「ほな頼むわ、来てな」と言うのみで何の打ち合わせもせず当日を迎えました。

「責任者」たるボクは実に怪しからん挑発と笑いに満ちた演劇的な台詞を前日か当日に書き上げそのメモだけをポケットに押し込んでドラムのスティックを数本だけ自転車のカゴに放り込んで四国放送に向かいました。なぜかそのときの自宅前でチャリンコにまたがる光景は今でもはっきりと思い出せます。「オモロいことになるわ、見とけよ」。21歳ころのボクは自信と反骨の二文字で生きていたのです。

現場についてボクは他の3人に極めて大まかな段取りだけ指示して本番開始。ボクはヴォーカルマイクに向かい寺山修司演劇風にラジオを聴いている人を挑発するようなさまざまな台詞をおもしろ可笑しく語りました。ラップではありませんよ。台詞です。後ろでは3人が好き勝手なことをやっていますが、とりあえずベースラインだけはある程度決めていたのでその上を春木のギターと住友のピアノ(あるいはサックス)が面白いように宙を舞い客はただただボーゼンとしています。ボクはたまにはドラムのところまで歩いていってドラムを叩いたり、またマイクの前に戻ってきて台詞をささやいたり叫んだり、手拍子を打ったりしてました。

客が指差して笑ってるのでふと振り返ると、スミトモも興が乗ってきたのでしょう、ピアノの弦を叩きまくっている始末。

で、8分だか10分だかの即興演奏が終わって「あ〜あ」と一息ついたら春木が「ほな、本番イコか」って、「アホう!(笑)今ん(いまん)が本番じゃ!」。

この日が住友と春木が初めて出会った日なのです。住友は春木を今でも「ソウル・フレンドだ」と言っていますが仲人役としては大役を果たせた気分です(この日のことはProfileにもちょっと書いています)。

ボクが春木を起用した理由は、彼が特別ギターが上手かったからではないけれどなにより「話せる」ヤツだったからにほかなりません。「話せん」ヤツとはバンド組めんわ。それにこんな演奏の「感覚」を瞬時に理解できるヤツがまず徳島にはおらんかった。

春木はいつもボクの言うことに笑って相づちを打ってくれるヤツでした。イエスマンじゃないよ。「わかってる」からこそココロのこもった相づちが打てるんじゃ。スミトモも本文中で言及していますが春木の知識は音楽にとどまらず映画や文学にも幅広く及んでいました。だから春木と会話するときは前置き不要。いきなり本題に入れた。

その後もバンドのメンバーが固定するまでは住友にも春木にも準メンバーとして手伝ってもらいました。ほどなく住友はバンドを結成し春木はそこのギタリストに就任しました。
音楽随想10春木


春木、お前の声は今でも聞こえるよ。

「なぁやまち、ある種スゴいけどなぁ、わははははは。」

春木、お前は聞こえるか。

なぁ、聞こえるか。

聞こえとるよなぁ、聞こえんはずがないわなぁ。

あいかわらずダンガリーシャツ着て白いチノパンはいとるか。

ある種、スゴいけどなぁ。





追記

★進め!健ちゃん!エバラ健太くんからコメントいただきました!(1/28)

★その大宗春木くんとご親戚でもある中山由依さんからもコメントが届きました。泣ける。(1/30)

★「すだちの想い出」でさすがの歌いっぷり!スミトモ組超常連、高瀬”makoring”麻里子さからコメント頂戴しました!(2/7)

| お知らせ | 14:14 | comments(26) | - | - |

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